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発表します

中学生になって、どんな部活に入るのかと思っていた息子のアラタくん。


なんと剣道部に決めたそうです。


ところで……7人家族で4人兄弟の末っ子としてこの世に生まれ落ちた僕は、常に油断も隙も無い弱肉強食の世界で育ちました。着せられる服は、いつもお下がりが当たり前。授業の写生大会には、缶詰の空き缶を3つ針金で括り付けた物を水入れとして持っていかされる始末。当時は、やはり新品の服や道具を使うことに憧れました。周りの友人たちの持っている道具と比較して、やるせない気持ちに染まったことも数知れずあります。そんな環境で育った僕は、せめて自分の子供には最高級の品を身につけさせたいと、常日頃から思っているわけです。

話は息子のアラタのことに戻りますが中学の剣道部に体験入部したときに、アラタはカタログをもらって帰ってきました。

ご、ごくり……中学生が剣道を始めるにあたって、防具一式が158,000円ってのは、いくらなんでも高すぎるのではないでしょうか?じゃあ一番安い58,000円のやつでいいじゃん!とか僕は思わないのですよね。どうせ作るならオーダーメイドですよ。それにしても防具って結構高いんですね。簡単に「剣道部?ええやん。入ったらええやん。」と承諾してしまいましたが、これまで剣道には縁がなかったので防具の相場とか知らなかったのです。

いや別にいいんですよ。息子が喜ぶならいいんです。158,000円でしょ?何もお金が惜しくて言ってるわけではありません。先日、観戦して以来、欲しくなったトライアルバイクの購入にあてるお金をどうやって工面するか?ということしか考えられなくなっているわけではありませんよ。念のため言っておきますがね。

さて剣道を始めるにあたって揃えなければならないのは、防具一式だけではありません。道着や袴も正藍染手刺の最上級の物を……そしてもちろん竹刀においては、豊後竹田産の最高級真竹竹刀を買ってあげようと思っていますので、合計するとかなりの出費となることでしょう。そうすることでたとえ食することに貧しようとも最高級の品々を息子のアラタには持たせてやりたいと思っています。それが親としての当然の義務だと……ところでさ。トライアルバイクはいいよね。モトクロスバイクでの荒々しいチャレンジは50才くらいまでが限界かなと、つまりあと10年も乗れないと感じていたのですが、トライアルはその技術さえ身に付ければ、年取ってからも乗れるのですよ。こないだの全日本トライアル選手権でも最年長選手が61才ですよ!


え?


トライアル知らん?


あのあれよ。足がつかんように岩場とか丸太の上をバイクでひょいひょい登ったりするやつよ。

トライアル用のバイクは、安いやつでも50万円くらいするわけなのよねこれが。あぁ欲しーなトライアル……アラタも剣道部なんて入らんかったらええのに……ご、ごほんごほん。失礼しました。

豆絞りにもこだわりますよ。京友禅の豆絞りです。最高級の品々で身を固め、道場に立つ息子の凛々しい姿を想像するだけで、わくわくして目に涙が浮かんできます。

















お願いしますっ。









どなたかアラタのために、剣道の防具一式を譲ってください。道着、袴、竹刀も全部まとめてお譲りください。




な、なんなら豆絞りも付けてください。少々汗臭くても我慢させます。

















いやもうこうなったら、誰か僕にトライアルバイクを譲ってください!!








お願いしますっ!!

ランドネ

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