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リベンジ

この頃、テレビ出演に、または林業従事に、そしてサーフィンや婚活の講師にヒッパリダコの我が(書くことの)師匠が教えてくれた “ ヨクヤキ ” を昨日初めてオーダーした。餃子の王将での話だ。

いや、正確には二度目のオーダーだ。二週間くらい前に行った駅前店で、「そうだ師匠が、前に言ってたあれ頼んでみよう!」と思いだしたのだ。しかし、その時は “ ヨクヤキ ” という単語がどうしても思い出せず、「しっかり焼いてください。」とオーダーしたのだった。その店の店員は、怪訝な顔をしてから厨房へ向かって声をはりあげた。

「イーガーコーテル!」

嫌な予感がした。それはいつもの感じと同じじゃないのかい?「イーガーコーテル」は、王将で餃子を一人前頼んだ時に、決まって店員が厨房へ向かって言うやつだ。つまり、「しっかり焼く」という大事なキーワードはそこには含まれていないということが、なんとなく僕にはわかった。

そしてやっぱり、出てきたのは普通の焼き加減の餃子だった。僕のオーダーに対して、怪訝な顔をしたその店員はきっと、「しっかり焼いてください。」と言った僕に、ムッとしていたに違いない。



「は?あんた何言ってんの?おれ仕事でやってんだからしっかり焼くに決まってんだろ!」



ってな、目つきだった。





それから二週間後、こないだとは違う店にやって来た僕は、同じ過ちは繰り返したくなかったので、「しっかり目に焼いてくださいね。」と店員さんに言った。


すると、店員さんは「ヘイ!ヨクヤキですねっ!」と笑顔で返してくれた。僕の思いが伝わり、とてもうれしかった。







しっかり覚えておこう。








“ ヨクヤキ ” 












まぁ実際のところ、口にするのはなんだか通ぶってるみたいで恥ずかしいから、今度からも「しっかり目に焼いてくださいね。」ってオーダーするけどね。


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